2018年7月23日月曜日

夏休み前のいくつかのイベント・・・

 いよいよ夏休みに入りました。
今年の1学期は短く、あっという間に夏休みに突入した感じがしています。
PTA関連の色々なイベントがあって自分が忙しく感じたからなのか、それとも単純に自分が年を取ったからなのか・・・
しかし、今年については、西日本の大雨と大災害のインパクトの強いニュースに接して、自分の中で時間感覚が麻痺した面もあるのではないかとも感じます。
その西日本の大雨で、本校も、3年生が楽しみにしていた修学旅行が予定変更を余儀なくされたようで本当に残念でした。
しかし大雨だけで無く、その後すぐに始まった猛暑を見ても、私たち大人たちが当たり前に楽しんできた穏やかな「普通の夏」が、今から考えると貴重なものだったのかも知れないと思ってしまいます。
環境が変わりつつある時代の中でも、子供たちが大切な夏休みの時間を、いい思い出と共に振り返られるよう、大切に過ごして欲しいなと思います。

さて、いくつかイベントがありましたので、簡単にご紹介します。
  •  7月13日(金)第12地区子供会健全育成懇談会・懇親会
市川市は、地区割りが13の区分に分かれていて、本校の学区の多くの部分が第12番目の地区に属しています。
その第12地区に属する子供会の会長、小中学校の校長先生、PTA会長が集う会があったわけです。
新部校長先生と私が参加してきました。
私は今年参加して初めて知ったのですが、全13の地区の中でもこの第12地区は活動が一番活発なようです。
それは、本校のPTAの大先輩でもある大林さんがこの第12地区の会をまとめていらっしゃるからなのでしょう。
他の地区では年々子供会に参加する児童が減少する中で、この第12地区に属する子供会では児童数を維持しているとのこと。
バスツアーを企画したり、夏祭りや工場見学等を企画したりと、各子供会の皆さんが一生懸命頑張って盛り上げていました。
その成果として児童数が維持されているのでしょうね。
私は他所からこの行徳に来ましたが、行徳はこの地で成長した子供達が家庭を築く時に戻ってくる割合が高い、地元愛の強い町であると感じています。
子供会を主催されている方々は時間も労力も使って本当に大変だと思いますが、皆さんが頑張っているおかげで子供達の地元愛が育まれているように思いました。
  • 7月14日(土)故禄神社お祭りのパトロール
PTA本部で祭りのパトロールをしました。
夜になっても、じっとりと汗が滲み出てくるような蒸し暑さの中、本部メンバーは沿道で売られているビールを横目で見ながら人ごみを泳ぎました。
  •  7月20日(金)市川市PTA連絡協議会 第1回会長会
市川市の小中学校のPTA会長達が集まる会合です。
会長達がグループに分かれて、PTAの置かれてる問題等について色々ディスカッションをしました。
役員の選考が毎年難航する等、各校とも悩んでいる問題は似ているなと感じた次第。

PTA会長 杉谷

2018年7月11日水曜日

いろいろ・・・

この10日の間に立て続けに色々なイベントがあったので、主なものを簡単にご報告します。

  • 水神祭パトロール 6/29
PTA本部で水神祭をパトロールしました。
新部校長先生によると、中学生が元気があり余ってヤンチャだった(?)昔は、お祭りも大変だったそうです。
若手だった先生は、相当の覚悟をしてパトロールに臨んだそうです。
その祭りも、今では平和そのもの。
パトロールの苦労としては、トータルで1万人以上参拝するらしい(?)人混みの中で、狭い通路を泳ぐように往復したのが少々難だった程度。
パトロール中の先生方やオヤジの会のメンバーと、笑顔で何度もすれ違いました。
平和でなにより。

  • 第二回運営委員会 7/3
各委員の皆さんから今までの活動の報告と、今後の活動の説明がありました。
その中で、校外委員長から運動会の受付について来年は人員を増やして欲しいとの要望がありました。
セキュリティのため来場者には名札を持参してもらいますが、名札を持っていない方には名前を書いて貰っています。
受付でこれが長蛇の列になってしまい、本来別にご案内すべき来賓の方も並んでしまうなど、混乱があったとのこと。
どうやったら解決できるか、出席者から色々な意見が出ました。
結論が出ないので、最後に本部が宿題として受け取った次第。
次回までに対策をまとめます。

  • PTAバレーボール大会(前半) 7/8
私はこの日、主催者として一日中バレーボール大会に参加し、七中が対戦するときに七中のベンチに入り応援させていただきました。
七中の対戦相手は、一回戦を勝ち上がってきた中山小学校。
これが本当に強敵でした。

恥ずかしながら、私は高校のときに6人制バレーを経験しましたので、七中メンバーのうまさに本当に驚きます。
・・・なんであんなサーブをみんな当たり前にセッターに返せるの?
・・・返球が乱れてるのに、そんなとこからクイックしちゃうの?
・・・しかもそれ決めちゃうし!!
・・・すごすぎる!
だから密かに本校が優勝候補だと思っていますが、中山小には重たくて速いアタックを打つエースがいました。
うちのエースが決めれば、相手のエースも決める、という具合でなかなかリードを奪えない展開。
一進一退の攻防が続いてセットカウントは1-1に。
最終の第3セットもギリギリまでもつれました。
しかし最後の方で、なかなか止められなかった相手エースをブロックして流れがわずかに本校に。
最後は一点差という際どい勝利でしたが、次戦に進むことができました。

ところで、流れを変えるブロックを決めた方はだれでしょう?
・・・それは本部の日下さんです。
いい仕事をしてくれましたね。(^^)

バレーボール大会(後半)は、塩浜体育館で9/2にあります。
応援に来て頂けると嬉しいです。

PTA会長 杉谷

2018年7月4日水曜日

七中後援会

6/29(金)七中後援会がありました。
PTAのOBと現役が集う懇親会です。
OBつまり元校長、元教頭、元PTA役員が17名、現役つまり現校長、現教頭、現PTA役員が11名の総勢28名が集まり、近年の会では一番多かったようです。
現役の気持ちとしては、OBとの交流を楽しみたいというより、本校に貢献された先輩方に失礼がないか、楽しんでいただけるかどうかが一番気になるところ。
従ってスタート時には多少の緊張もありましたが、やはりOBの皆さんは魅力のある方々ばかり。
現役のことを大いに応援してくれます。
会は盛り上がり、OBに楽しんでいただけただけでなく、現役も十分に楽しませていただきました。

会では一人ずつ近況報告をお願いしたのですが、元PTA会長(以下、元会長)がとても素晴らしいお話をしてくださいました。
元会長のお嬢さんは本校在学中に不登校になり、元会長は2年生のときに転校させるなどして対応したそうですが、結局中学校はほとんど通えなかったそうです。
しかし元会長は、あのとき不登校になって本当に良かった、不登校のおかげだとおっしゃったのです。
現役、OBの教育者を前にして「学校に行かなくて正解」と言ってしまうのも愉快ですが、皮肉でも冗談でもなく本心からの発言でした。
お嬢さんは、不登校になってから英語の勉強を始め、そしてビデオ等の映像の編集を独学したそうです。
その努力が実り、現在は外国の大学でその方面の勉強をして人生を謳歌しているとのこと。
もしかしたら娘はこのまま外国に居ついちゃうかも、とおっしゃる元会長は本当に幸せそうでした。

不登校の渦中にあるときは、お嬢さんはもちろん元会長もご家族も本当に苦しんだことでしょう。
でも、苦しみが大きかったから、お嬢さんもご家族も諦めずに「あがいて」頑張ったのだと思います。
不登校は「不幸」ではなかったんですね。

PTA会長 杉谷


後援会の参加者の皆様

2018年6月26日火曜日

第一回 学校運営協議会

6/25(月)、コミュニティ・スクールの第1回目の会合、つまり学校運営協議会(以下、協議会)がありました。

皆様、コミュニティ・スクールという言葉を聞いたことはありますか?
簡単に説明すると、学校と地域とが連携し、学校の運営に対して地域が積極的に関わることを目的として作られた新しい仕組み・制度です。
そして、これを運営する協議会は、校長先生と先生方が学校側として、自治会長等が地域側として参加し、元校長先生等の学識経験者も参加しています。
PTA会長である私も、地域側かつ保護者側として参加しているわけです。

ところで、地域が学校運営に関わるだけであれば、以前の制度、つまり学校評議員制度でもやっていました。
つまり地域の学校評議員が学校の運営について評価をしたり、意見を述べていました。
では、これと一体何が違うのか?
実は、権限の大きさが違うのです。
例えば、委員は、校長が作成する学校運営の基本方針について「承認」することになっているのです。
意見というレベルではなく、場合によっては拒否もあり得るわけです。
また、具体的な学校運営について教育委員会や校長に提案することもできます。
さらには、教職員の任用について、教育委員会に意見を述べることもできるのです。
XX資格を持っている教員が欲しい、XXの経験が豊富な教員が欲しい、等言えるわけです。
すごいですよね。

基本方針を拒否するような場面はちょっと考えにくいですが、教職員の任用について意見したりすることはあり得るかも知れません。
コミュニティ・スクールは、まだ導入したばかり。
協議会に参加しながら、どのようなことができるのか、しばらく様子を見ていきたいと思っています。

さて、このようなコミュニティ・スクールの第1回目の会合が終了した後、楽しいイベントが2つ。
1つ目のイベントは校長室での給食試食会。
久しぶりに食べた学校給食は美味しかったです。

2つ目のイベントは学校行事の参観。
具体的には、体育館で実施された部活動壮行会の参観でした。
部活に所属している3年生達が、部活毎にまとまって最後の夏での活躍を誓う発表をし、これを下級生達が応援するという会です。
学校全体で頑張ろうという雰囲気が出ていました。
子供達にとって密度の濃い夏になることを祈っています。

PTA会長 杉谷


2018年6月16日土曜日

プール清掃

梅雨晴れの6/14(木)午後、プール清掃がありました。
大勢の七中サポータの方にご参加いただき、本部役員と一緒に清掃してくださいました。
本当にありがとうございました。

約9ヶ月間放置していたプールには沢山の落ち葉が入っており、プール床の排水口に堆積して排水されにくくなります。
従ってこれを繰り返し取り除かないといけないのですが、手で落ち葉をかき集めていると何やらごにょごにょとした感触が。
見ると、落ち葉に混じってヤゴを発見。
そこで、プール清掃と並行して「ヤゴ救出作戦」も実施することに。
捨てる落ち葉の中からヤゴを手でつまみ出してバケツに放り投げる作業です。
お父さん方は当然平気ですが、多くのお母さん方が楽しそうにヤゴをつまんでいたのは軽い驚きでした。
この作戦の戦果は、ヤゴ500~1000匹。
外界と隔絶したプールにもかかわらず驚くほど沢山いるんですね。
救出されたヤゴは亀井先生にお任せしました。

さてプール清掃では、水を抜いた後のプール内の壁面、床はもちろんプールサイド、その側溝もきれいにします。
これが広範囲でなかなか大変。
例年、時間がかかるようですが、今年は2台の強力な「武器」が登場しました。
その1台は、業務用床洗浄機。
ビルや店舗等でよく見かける、回転体のモップで床を磨くあの装置です。
本部役員のメンバーが職場からもらい受けてきたものです。
おかげでプールの床がピカピカになりました。
そして他の1台は、高圧洗浄機。
噴射する水で洗浄する装置です。
ただし電気式の優しい(?)家庭用タイプではなく、ガソリンエンジンで高圧の水を噴射するコワモテ(?)のプロ用タイプ。
小学校時代のオヤジの会以来のお付き合いの、現在七中オヤジの会のメンバーが持ち込んでくださいました。
容赦の無い高水圧で、プールの内壁はもちろん、プールサイドとその側溝が瞬く間にきれいになりました。

従って、一緒に参加予定の生徒達、先生方が合流する前に、昨年度の清掃範囲がほぼ完了。
終わってもいいけどまだ早い時間帯ですねと、ついつい気が大きくなり、昨年度清掃を見送ったプール奥側の側溝まで手をつけることに。
昨年見送っただけあって、側溝は半分以上が土砂に埋まってるし、何やら小さな木まで生えているような本当に手強い状態。
難航しかけましたが、生徒総会が終了した生徒達、先生方が、良いタイミングで続々と清掃に参戦。
結局昨年と同じくらいまで時間がかかってしまいましたが、なんとか終わりました。
隅から隅まできれいになったと思います。

私はプール清掃に今年初めて参加して、気付いたら童心に返って「どろんこ遊び」「水遊び」を楽しんでいました。
ご参加いただいたサポータの皆様も和気藹々と作業してくださっていました。
だから、きっと皆様も心から楽しんでくださっていたにちがいないと勝手に信じることにします。
お忙しいところ、皆様ご協力ありがとうございました。

PTA会長 杉谷裕通

2018年6月1日金曜日

PTA連絡協議会、その懇親会

PTA会長の杉谷です。

4月以降、本部関係の活動をご紹介しつつ自分が面白いと思ったことを織り交ぜて「会長通信」のブログを発信させていただいています。
なかば趣味化しつつあり楽しんでいますが、そもそもブログを始めた目的は、PTA会員の皆様に本部の活動や会長の活動を知っていただきたいと考えたからです。
自分達が所属しているPTAの活動について、身近に感じていただきたいからです。
そしてあわよくば・・・
会員の皆様の中から、これなら自分もやってみようかな、と思って下さる方が一人でも現れればという密かで淡い期待もあります。
手を挙げてもいいかも、と少しでも思われたら、こっそり教えて下さい。(笑)

ところが、これからご紹介する活動は、せっかく挙がりかけた手が引っ込みかねないような活動なのです。
でも、これもPTAの活動の一部。
なるべく多くの活動をご紹介しようと思っているので、逃げずに(?)ご紹介してみます。
前置きが長くなりました。

PTA連絡協議会の活動について。
市川市内の小中学校にはそれぞれPTAがあり、いわゆる単位PTAと呼ばれています。
単位PTAを統括している上部団体、社会教育団体が、市川市PTA連絡協議会です。
以下、P連と呼びます。
P連の目的は、「単位PTA間の情報・意見交換と交流やセミナー等を行うことによって、単位PTAにおける活動がスムーズに行えるようになること」だそうです。
実際にP連は、PTAバレーボール大会、PTA大会等、そしていろいろなセミナーを主催して、単位PTAの会員の皆様に交流の場を提供しています。
参加されたご経験の保護者も多いのではないでしょうか?

さて、P連は、PTA会長か副会長のどちらか(以下、単にPTA会長とします)、校長先生、教頭先生がメンバーになり、PTA会長達が中心に活動します。
P連では、決まりに従って全PTA会長の中から約2/3が自動的に選出されて、ウムを言わさず理事という肩書きが与えられます。
かく言う私も、今年自動的に理事になりました。
理事になると必ず何かの部会、つまり班に所属することになります。
そして、年に何回か集まって仕事をすることになります。
会合の頻度は部会により大きく違いますが、自分がかつて小学校のPTA会長だったときに所属していた研修部会では年間に10~12回くらい集まりました。
なんという頻度!
破壊力がありました?

P連では1年に1回懇親会があります。
懇親会は毎年市川グランドホテルで開催されますが、今年は5/30(水)でした。
本校からは、新部校長先生、杉山教頭先生、久保副会長、そして私が出席してきました。
この懇親会、市長や教育長などの多数の来賓が来られる会なので、かなりお堅い雰囲気でスタートします。
しかし乾杯の後は立食パーティーになって移動が自由になり、グッと雰囲気も柔らかくなります。
今回の懇親会は徹底的に柔らかくなりました。
パワフルで素敵すぎる某小学校の女性PTA会長が、壇上でマイク片手に自主的にパフォーマンスを始めたからです。
好き放題にワンマンショーで歌っていましたが、あのハイテンションは彼女にしかできないな・・・

正直、P連の活動は忙しい時など少々負担を感じることもあります。
しかし、他校で頑張っておられるPTA会長達と交流できる利点は小さくないと思います。
前向きで熱心な方達が多く、エネルギーをもらえます。
また、PTA活動でぶつかる悩みなども共通したりして、お互いに相談し合うこともできるからです。
今回出席した懇親会で、以前研修部会で仲良くなった他校のPTA会長数名と再会でき、またビールを飲むことができました。
頑張ったからこそ仲良くなったのだと感じます。
懇親会に出席したおかげで、あらためて交流の利点を感じた次第です。

でもP連ってそんなに大変なの?
と思われてしまうのも心配なので、最後に少しだけ補足説明。
研修部会は、市川市PTA大会を主催したり、新人のPTA本部役員の研修であるオリエンテーションを主催する部会であるので、おそらくP連の部会の中でも一番忙しい部会なのです。
他の部会、例えばPTAバレーボール大会を主催している部会の場合には、数回の会合で終わるようです。
これ位だと負担はほとんどないのでは?

2018年5月29日火曜日

体育祭

PTA会長の杉谷です。
5月26日、体育祭が無事成功に終わりました。
PTAの各委員の皆様、おやじの会の皆様、サポータの皆様、そして保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
最初の大きな仕事を無事乗り切ることができ、本部メンバーもホッとした次第。

私個人で言えば、今年初めて体育祭を最初から最後まで観戦することになり、感じる事が多々ありました。
例えば・・・
テキパキした体育委員達の仕切り、それに従う他の生徒達の協力的な態度、見ていて清々しいものでした。
また、最後の体育委員長挨拶は、体育祭を成功に導いたリーダーとしての喜びを彼自身の正直な言葉で語っていることが好感でした。
でも、一番印象に残ったのは、午後のある団体競技について、順位が二転三転した出来事に対してでした。
観戦されていない方達のために簡単に説明すると・・・

ある団体競技で1位を獲得したクラスが喜びに沸いていました。
しかし順位発表の直前に、そのクラスが競技中、「ルール違反」に当たる行動をしていたことが判明。
急遽、学年の先生全員が招集されて協議へ。
残念ながら、順位が剥奪されてそのクラスは学年最下位になってしまいました。
喜びから一転して、重苦しい雰囲気になるクラス。
実は、一人の生徒が競技中のアクシデントで怪我をしており、事前に「怪我人が出たときの特別ルール」として指示されていた通りに行動していたのですが、この時点では怪我をしたことが先生方に伝わっていなかったため「ルール違反」と判定されてしまったようです。
次の競技が実施されている間に、数人の生徒がこの事情を先生に説明。
再び学年の先生全員が招集され、養護教諭にも怪我があった事実を確認して再協議。
その結果判定が覆り、そのクラスの1位が回復されました。

まず、順位が剥奪されたときに感じたこと。
それは、生徒達にとっていい勉強の機会になるだろう、でした。
厳しいですかね。
でも大人になるにしたがって「理不尽」を甘受せざるを得ない場面が多くなってきます。
これもいい経験、生徒達は受け入れることを学ぶしか無いよね、という意味です。
順位剥奪を聞いて複雑な表情を一瞬浮かべ、黙って自分のクラスに戻っていったあの旗手は、悔しさを腹に収めたかな。
生徒達は先生方を恨むかな、それとも順位を剥奪せざるを得なかった先生方の心情を察することができるかな。
色々思いました。

その後、クラスが1位に返り咲いたときに感じたこと。
ああ良かった・・・、これに尽きました。
沈んでいたクラスが喜びに沸いているのを見て、大人達も同様に思ったはずです。
きっと、一番ほっとしたのは先生方でしょう。

ところで、このような展開になったのも、先生方に事情を説明に行った生徒がいたからです。
先ほど、私は「理不尽」を受け入れるのも勉強、などとうそぶいて見せましたが、受け入れる前にすべき肝心なことを忘れていました。
まずは、自分が納得できるよう、主張できることがあれば主張してみる、行動できることがあれば行動してみることです。
これを実践したのは、まさしく生徒達でした。
しかも、騒ぎ立てることなく、体育祭の運営に影響しないように説明しに行ったことも、理性的で良かったことです。
主張したからといって、行動したからといって、必ずしも報いられるとは限りません。
でも、今回は良い結果に繋がったわけですね。

朝の開会式のPTA会長挨拶で、今日一日皆さんのドラマを楽しみにしている、とお決まりの(?)挨拶をしたのですが、まさかこのようなドラマが待っていたとは!・・・という一日でした。